書くことのプレッシャーから解放される【書くことについて スティーヴン・キング】

読書

今回紹介する本【書くことについて】は、「ショーシャンクの空に」、「シャイニング」、「キャリー」などなど、数多くの作品を生み出したホラーの巨匠スティーブン・キングのエッセイです。

普段本を読んでいると、その本の中で紹介される本がありますよね。

紹介された本を読むと、数珠つなぎのように知識が繋がり、理解が深まるため、私も読むべき本のリストとしていつもノートに記録しています。

その100近いリストの一番上で、ず〜っと眠っていた本です。

「書くことについて」というと、いかにも小説家やライターのための本という感じがして。

わたし
わたし

別に小説家になるわけじゃないしな〜。

と長い間リストアップされたまま放置されていた本ですが、今回、ブログを始めたことをきっかけに、書くことについてという題名に惹かれて読んでみました。

正直言って、かなり響きましたし、かなり参考になりました。

本の内容

スティーヴン・キングが、自らの作品を生み出すまでの背景が幼少期から描かれています。

パートナーの支えを受けながら困難を乗り越えてきた経験を元に、小説を書くために必要な技術、心構えについて教えてくれています。

読了後の変化

  • ブログを書くことが楽になった。
  • 読みたいと思っていた本を買った。
  • 書くこと自体を楽しめるようになった。

ブログを書くことが楽に

読み終えて最初に浮かんだ感想です。

ブログを始めて一年くらいになりますかね。書きながらどこかでプレッシャーを感じていたことに気が付きました。

必死になって、これまでの読書データやまとめたノート、科学的根拠などを織り交ぜて、できの良い格好いい文章を書こうと、何だか肩肘張って取り組んでたなと。

家族で過ごす時間も、「やらなきゃやらなきゃ」と焦る気持ちでしっかり楽しめてなかったように感じます。

描写は作者のイマジネーションから始まり、読者のイマジネーションで終わるべきものである。

スティーヴン・キング(2013年7月)「書くことについて」小学館

描写についての言葉ですが、細かすぎる描写はかえって作品の邪魔になり、読者それぞれのイメージに委ねるべきだといったニュアンスです。

これは描写に限らず、書くこと全てにあてはまるように思います。

結局は読者の読み方次第、捉え方次第であり、それぞれの読者のバックボーンで作品は変わってくるし、自由に読んでいい。読み方は読者の数だけあっていいと思います。

じゃあ、書く方も伝えたいことを自由に書けばいいんじゃないか。

そんなわけで今は、すごく楽にこうしてブログを書ける状態にあります。

読みたい本を買う

作中で、いい作品を生み出すために、たくさん読んでたくさん書くことを推奨しています。

文章の表現の仕方を知り、語彙を増やし、知識を増やすことは書く以前に必要なことです。

アウトプットばかりに時間をとられてしまい、インプットを怠るといつか書けなくなるんだと思います。

読むという行為については、改めて紹介します。

もう一度、読みたい本をどんどん読もうという思いが強くなりました。

書くこと自体を楽しむ

物を書くという行為は、何も小説家や漫画家、編集に携わる人達だけのものではありません。私達一般人も、子供の頃から成長する中で当たり前に行ってきた作業です。

子供が始めて書いた文字は、クレヨンで書かれた渦巻きのようなぐるぐるだったと記憶しています。

紙がぐちゃぐちゃになっても、紙からクレヨンがはみ出しても、そんなことはお構いなしに書くこと自体を純粋に楽しんでいましたよね。

本来書くということは楽しいことのはずです。

自分の思い、頭の中を整理し、表現し、相手に伝わる楽しさ。相手と言葉を共有し、思いを共有する楽しさがそこにはあります。

ものを書くのは、金を稼ぐためでも、有名になるためでも、もてるためでも、セックスの相手をみつけるためでも、友人を作るためでもない。一言で言うなら、読むものの人生を豊かにし、同時に書くものの人生も豊かにするためだ。立ち上がり、力をつけ、乗り越えるためだ。幸せになるためだ。

スティーヴン・キング(2013年7月)「書くことについて」小学館

たくさんの作品を生み出したスティーヴン・キングが、最後にたどり着いた答えです。

書くことは楽しいんです。

お勧めしたい人

  • ブログを書いている人
  • 物書きを目指している人
  • 読書好きな人
  • ブログを書いている人

    ブログの更新って、課題にすると辛く感じることがあると思います。

    育児や、雑務、その他のことに時間を奪われてストレスを感じてしまっていないですか。

    ブログを書こうと思ったとき、そもそも書くこと、発信することが好きで始めたのではないでしょうか。

    もう一度その気持、書くこと自体が楽しいことだと再認識するきっかけになると思います。

  • 物書きを目指している人

    ベストセラー作家が、小説の書き方について、とても詳しく教えてくれています。

    さらに、課題を与えてくれており、自らのメールアドレスに送ってくれとまで。

    ぜひ挑戦してみてはいかかでしょう。

  • 読書好きな人

    本を読むだけになっていませんか。せっかく読んだら、その気持、気づきを整理して記録するのもいいと思います。

    「私も書いてみようかな。」そんな気持ちにさせてくれる本です。

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